HDDの増設とRAID

ハードディスクには容量があって、たくさんデータを記憶すると一杯になってしまいます。

最近のパソコンを使用する方に多くなったのが、画像や映像加工、
音楽データの処理や、色々なソフトをインストール、
といった具合にファイル自体の容量が多いものをどんどんパソコンで編集や記憶をさせていく傾向にあります。

そのため、いくらハードディスクが大容量になってしまったとしても
容量の限界があることを知っておきましょう。

特に、ビデオカメラで撮影した動画を編集したいと考えている場合、
より多くの容量が必要となってくるため、ハードディスクの容量が少なくなってしまうと
編集どころか他の作業にも支障をきたすことになります。

そのため、予めパソコンに内蔵しているハードディスクだけでは容量的に足りなくなってしまいます。
この解決方法として、ハードディスクの増設を行う必要があります。


RAIDとは

ハードディスクの増設といっても難しいものではありません。

そもそもハードディスクは拡張機器のひとつなので、
パソコン部品の中でも取り付ける作業的には簡単な方に入ります。

最近のハードディスクは、1台増設すれば超大容量(数百GB!1テラバイト!)を確保することができるので、
動画編集はやり放題でしょう。

しかも、最近の技術進歩と価格競争によりハードディスクの価格は下がっており、
とってもお値打ち価格で購入することができます。
そのため、我慢して内蔵ハードディスクでやりくりするよりも、
1台ハードディスクを増設して快適なパソコン環境で仕事はもちろん趣味などの色々な作業ができるわけです。

しかし、夢のようなお話だけではありません。いくら超大容量のハードディスクを増設しても、
ハードディスクそのものが壊れてしまったら、
せっかく苦労して作業したデータは一瞬のうちに消えてなくなってしまいます。

ハードディスクの寿命は3~5年と決して長い期間中、
あなたのために働いてはくれません。ある日突然データが消えてなくなるリスクを回避する方法はないのでしょうか。
そこでその解決方法として最も有効的な対策として
RAID(レイド)を行うことです。

RAIDとは、「Redundant Array of Independent Disks」の略で、
複数のハードディスクを1台のHDDとして管理する方法のことをいいます。

この対策をすることで1つのHDDが壊れてしまったとしても他のHDDにデータが残るようになっているのでとっても安全なリスク回避の方法といえるでしょう。